30 days to U.S.S Enterprise

7/19-スタトレ最新作公開まで、カーク(クリス・パイン)、スポック(ザカリー・クイント)関連の英語記事訳に 30days challenge

クリス・パイン OUT Magazine 2013/05/06

一つ目の英訳。

スタートレックというよりもこの記事からは、クリス・パインの人柄、スポック役をしているザカリー・クイントへの優しさが見れる記事です。ほんと良い奴なんですよ、クリス!!

 

スポック役のザカリーは2011年にゲイであることを公表しています。10代のゲイの子が自殺したニュースがきっかけだったようです。スタートレックの公開が2009年、なので二人が共演した当時は、まだザカリーは自身がゲイであることを公表していませんでした。

OUT Magazineは同性愛者向けの雑誌です。なので、今回の記事内容ではブロマンスの伝説的存在と言われるカークとスポックの関係性について、ゲイを告白したザカリーについて、彼自身がゲイを演じることがあるとすればどう考えるか、を聞いています。

 

同性愛者向けのメジャーな雑誌があるって、海外の雑誌ってホント刺激的だし面白いです。アメリカでは同性婚も認められている州があるとはいえ、中々繊細な問題なので、インタビュー内容は興味深いです。(※ちなみに、クリス・パイン自身はゲイではありません)

 

もちろん、ゲイ雑誌に対してゲイのことを聞かれれば、多少のリップサービスはあると思います。けどそれにしたって、インタビューからはリップサービス以上の彼の優しさ、器の大きさが伝わってきます。ザカリーがこの雑誌でインタビューに答えているほかの記事もあるんですが、そこで彼が話すクリス像も本当に「素敵な奴」という印象。

なんですかね、「いい人」っていうより「いいやつ!」って感じなんですよ!ここだけでも拙な訳ですが、伝わればいいな。

 

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ちょこっと紹介:クリス・パインは芸能一家で、父も母もハリウッド俳優です。おばあちゃんも!それもあってか、俳優キャリアは2003年デビュー、翌年映画でデビューと同時にヒロインの相手役を演じるという割と順調なスタート。(写真はその映画デビュー作「プリティ・プリンセス2(The Princess Diaries 2)」より)

 

訳した文章の合間にある※の文章は、補足や私の個人的な意見です。

以下から記事の訳です。

元記事:Chris Pine Talks Playing Gay, Being Proud of Pal Zachary Quinto in Out Magazine | E! Online

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クリス・パインが語るゲイを演じること、仲間であるザカリー・クイントを誇りに思うことについて」

   

彼は、大画面でゲイを演じることを恐れていない。

 

スタートレックのセクシーな俳優が6/7月号のOUT Magazineの表紙を飾った。この雑誌の中で、彼は共演者のザカリー・クイントとのスクリーン、そしてスクリーンの外でのブロマンス、ハリウッドでの将来のキャリアについて、そして彼の仲間ザカリーのカミングアウトを誇りに思っていることを語った。

 

プリティ・プリンセス2以後、同じような役ばかり割り当てられていたクリス・パインだが、いかにザカリー・クイントと彼の相性が、カーク役の前任者であるウィリアム・シャトナーの後継人として彼が相応しいかを、監督であるJ.Jエイブラムスに納得させたかを振り返る。

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「あの二人の関係性は、カークが経験することの核なんだ」、32歳である俳優は

カークとスポックの親しい友情について話す。「カークの宇宙での冒険の動きや移動空間は、とても範囲が広くてほとんどわからない。でも彼は、素晴らしいレッスンを、誰かを愛するっていうことを知る。つまり友達を救うため、守るため、そして友への正義を行うためなら、全てのルールや規則、圧迫なんかは、どこかへ放り投げてしまえるくらいなんだぞってことを、スポックとの関係性を通して学ぶことで冒険を終えるんだ」

 

※Greekはギリシャ語が難しすぎてできた慣用句、「It's Greek to me」(全然わからん)だと思いこの訳にしました。ここの部分インタビュー内容を伝えるため、文章の前後を入れ替えたり少し意訳したりしてます。あー、でもここ自信ない!it's throughが「~通して」なのか、his journeyを受けての「終える」と訳した方がいいのか…。

 

ザカリーが自信をゲイだと認めた後、そのレッスンは実生活での間柄にまで至った。

 

「彼がゲイであることは、ザックに会った時から知っていたことだよ」と彼は振り返る。

「それがザックだから。ただそれだけだよ。僕は敏感でね、これまでもずっと、誰かに気まり悪い思いをしてほしくないんだ。ザックにとっては、それはキャリア以上のことだったし、彼はあの時期にカミングアウトすることは居心地が悪かったんだよ。別にそれでいいと思う。僕たちはその話題については用心深くいた、だから僕はそれはただ自然なことなんだって捉えた。だってそれが、彼が望んだことだからね」

 

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ザカリーは2011年にニューヨークマガジンのインタビューでカミングアウトした。そして「Black and White」(クリスとトム・ハーディと主演した映画)のスターは、アメリカン・ホラー・ストーリーの役者を友達だと呼べることを名誉に思うことを振り返る。

 

※「Black and White」は日本版のタイトルです。記事にも書かれている正式なタイトルは「This means war」(これは戦争だ)。どの映画だ?って調べてわかりました。全然違う!これじゃあ海外で映画のタイトル言っても通じない!せめて日本版のタイトルは副題とかにしてほしいです…。アメリカン・ホラー・ストーリーもAHSと略されていて何か分からず検索しまくりました。ザックが出ているテレビドラマみたいです。

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「すごく嬉しいよ。なんていうかさ、素晴らしいことだと思うよ」と彼は言う。「本当に本当にカッコいいよ。ザックは自分自身の時期と予定でカミングアウトしたんだ。あと、彼がデートしてるジョナサン・グロフ、すごく素敵な人だよ。彼はいい男だし、素晴らしい俳優でもある、彼らカップルはとても素敵だ。ザックのために、これ以上嬉しいことはないよ」

 

※ジョナサン・グロフはGleeに出ていたライバル校のジェシーです。まさかこんなところで二人が繋がっていたとは!残念ながら、最近別れてしまったようです。ちなみにかなり美形で甘いマスクです。

 

クリス・パインは、どうやら立派な男性のようだ。彼は友人のホモセクシャルを気楽に思うだけでなく、ゲイの役をやることについても冷静だ。

 

「今はただ、良い役を演じたい。それがゲイの男性の役でも、そのストーリーが素晴らしいのかってことに比べると重要じゃないさ。何か興味深いことが書かれているのかってね」彼はしらばく考えて、こう付け足した。「ある男性が妻の待つ家に帰らない、けど家でボーイフレンドが待っているって事実だけで十分だよ。それに接することは素晴らしいことだって思うよ」

 

end

 

 

 

以上!はー!難しいー!!!

おそらく、この記事は全文ではなく、OUT Magazine内からハイライトを持ってきているんだと思います。全文読みたいなー!

 

訳していて思うのは、さらりと主語を変えることで、クリスの出演した作品を紹介していること。うーん、すごい!例えば、「スタートレックのスター」や、「プリティ・プリンセス2」、「black and whiteのスター」など使い分けることで何にでているかすぐ分かる。そしてザックについてもさらりとAHSに出ていることを書いているし、こういうスマートな書き方憧れます。

 

ザックがゲイであることを告白する前から、ゲイと知っていて、けれどザックのタイミングに合わせるという配慮がクリスはできる。動画を見ているとわかるんですが、ほんっとに仲良さげなんですよ。何の偏見もなく、友人の同性愛を受け入れ、ただ寄り添うようにいることって、すごく優しいし、すごく難しいことでもあると思います。でもクリスはそれができているからすごい。ザックのインタビューも早く訳したいです。

 

本当に映画さながら、カークとスポックのように二人の友情が素晴らしい。スクリーンの外でも、共演者同士が仲が良い映画って、本当に2倍も3倍も気持ちのいい状態で見れます。

 

うーん、だいぶ稚拙でしたが、とりあえず、第一弾!自分でも訳してて曖昧なところが本当たくさんあるので、また直せるところは少しずつ修正していきたいと思います。

 

もう朝の4時!寝ます!