アウディCMで新旧スポック対決、勝敗は…?
※動画をいくつか載せているので重いかもしれません。ごめんなさい!
2009年公開のスタートレックでも共演した新旧スポック、ザカリー・クイントとレナード・ニモイ。そのスポック同士がアウディのCMで共演してます。
これが面白い!
スタトレのネタやレナード自身のネタも入っていて、3分弱ですが見応えたっぷりです。ひとつ前の記事でもザックが言っていますが、プライベートでも仲の良い友人だという二人。CMでも仲良さげです。
※ニュースサイトなんかで5月ごろ結構話題になってたみたいです。
それらの記事も参考にしつつ、台詞を全部書き出したサイトがあったのでそちらを訳しました。
CMの内容は、まずお互い自宅にいて、3次元チェス(スタートレックにも登場してます)をしています。ザックはレナードに電話をかけ、「王手」と言いますが、逆にレナードにチェックメイトされ、負けてしまいます。そこでザックがレナードに「他の勝負は?ゴルフしに行って、ランチしよう。で、待ち合わせ場所に遅くついた方がランチ奢りね」と提案。ザックはアウディで、レナードはベンツでそれぞれ待ち合わせ場所に向かう、というもの。
もちろん、アウディのCMなので、ザックが優勢ですが、勝敗はいかに…?
まずCMをどうぞ。
Zachary Quinto vs. Leonard Nimoy: "The Challenge ...
CMの台詞はこちら
()内や※は私が動画の説明のために付け足したものです。
元記事:Zachary Quinto Vs. Leonard Nimoy – The Challenge
(自宅で3Dチェスをするザック。王手になり、レナードへ電話をかける)
レナード「もしもし」
ザック「王手」
レナード「ははは、チェックメイトだ、若き友人よ」
(ザック、溜息)
ザック「他の勝負しませんか?ゴルフに行って、ランチにしましょうよ。遅く着いた方が、ランチを奢るっていうことで」
レナード「トラクター・ビームで財布が空になるのを待ってろよ」
ザック「何が起こっても不思議はないけど、それは多分ないですね」
※トラクター・ビーム:目標となる物体の特定の部分に空間的な負荷を作り出し、船が物体を一定の場所に固定したり、他の位置、もしくは軌道へと動かすことを可能にする。
引用元:トラクター・ビーム
(二人とも準備をする。ザックのBGMは壮大な音楽が。レナードはBGMなし、そしてゴルフバッグがバックシートに入りきらない)
レナード「くそ!」
(車に乗り込む二人。スマートに乗車し、カーナビを付けるザック。レナードは助手席にゴルフバックを置き、苦労してる様子)
レナード「あぁ、もう」
(二人とも車で出発)
レナード「中つ国にある ホビット庄♪ そこには皆に賞賛される勇敢な小さなホビットがいたよ♪ 長い木のパイプ 縮れた毛に覆われた足の指 彼はホビットの穴に住んでいる♪ そして皆 彼 ビルボ ビルボ・バギンズを知っている♪ 種族の中でももっとも勇敢なホビットを♪ いぇー」
※この歌ですが、昔実際にレナードが出した歌です!笑
youtubeに動画もあるので下に載せときます。車の中で歌う時、音楽と全然合わせる気なくて笑った。
ザック「レナードに電話を」
レナード「もしもし」
ザック「今どこらへんにいます?」
レナード「センサー使え」
ザック「必要ないですよ、もう着きましたから」
レナード「もう着いたのか?あぁ、私はまるでブラックホールに嵌ったような気分だよ」
ザック「心配しないで、あなたが車を寄せて昼寝したいなら、スウィングの練習してますから」
レナード「生意気な奴め」
レナード到着。車の中で苦しそうにしながら、
レナード「私は死んでも、ずっと君の友達だ…」
※これスタートレックの作中、実際にガラス越しでカーク船長にスポックが言う有名な台詞です。笑
オリジナルはこちら(1分58秒あたりから)
"I have been - and always shall be - your friend ...
ザック「あ、そうですか」
レナード「君の負けだな」
ザック「お疲れ様です。でも僕の勝ちですよ」
レナード「いや、いや、いや、本当に君の負けだ」
ザック「往生際が悪いなぁ。あなたがランチを奢るんですよ」
レナード「厳密にいうとな、我々はまだ中に入ってない。じゃあな、中で待ってるよ」
レナードのヴァルカン・アタックによりザックその場で失神。
揚々とお店に入っていくレナード。
※ヴァルカン・アタックは首の付け根をつまんで相手を失神させる技です。非常に難しく、ヴァルカン人以外の種族が取得するのは難しい技だそうです。2009年の映画でもスポックがカーク船長に使ってますね。
(ランチを食べ終わりお店から出てくる二人。そこにアウディの車が走ってくる。)
ザック&レナード「「いい車だ」」
終わり。
やっぱり先輩の方が一枚上手ってことで。新旧スポック対決でした。
今回わかりやすくするため、割と意訳したところもあります。
「お疲れ様です、でも僕の勝ちですよ」は原文では「Nice try. You wish」、「往生際が悪いなぁ、あなたがランチを奢るんですよ」は「Not for a second. Obviously you're buying lunch」です。
海外は、映画が公開するとき、映画と関連させてCMを作ったりするので面白いですね。以前もエイリアンVSプレデターで二人(二匹?)が同居してたのとかありましたし。笑
おまけ。
スポックの歌うビルボ・バギンズのバラード(別名、レナード・ニモイの黒歴史)
Leonard Nimoy's Ballad of Bilbo Baggins - YouTube
参考にした記事:『スタートレック』スポック役で有名なレナード・ニモイとザッカリー・クイントが、アウディのプロモーションビデオで火花散る対決!