いい加減にしろ、夏の文庫
夏といえば暑いもんだ。
梅雨が明けて、暑さが激しさを増していますね。洗濯物がすぐ乾くので、割とありがたいのですが、まだ7月初旬なのにこの暑さ。8月の中旬が恐ろしいです。熱中症も。
私の部屋はクーラーはおろか扇風機もありません。去年はこの蒸し風呂のような下宿先で頑張りました。しかしさすがに今年は扇風機を購入しようと思います。
さて、そしてこの季節になると本屋が夏の文庫でにぎわってくるわけですが…。
また同じラインナップかい!
角川文庫なんか、去年の使い回しじゃないの!?
てぬぐいやとコラボした文庫は可愛いですが、本屋でアルバイトをしていた私としては「また同じやんけ」と思ってしまいます。可愛い文庫なんだからもっとほかのも作ってよ!
そして、新潮文庫。表紙は違いますが、ラインナップてなんでこう被るんでしょう。同じ文豪の同じ作品。毎年毎年、よく飽きないな。もちろん、名作は毎年読まれるべきですし、子供は毎年生まれるわけだから、そのままでもいいんですが、せめてローテーションにしない?夏はひたすら入門編、みたいなのもいいけれど、夏目漱石の「こころ」、新潮、角川、集英社、全部被ってるYO!
「で、その名作、全部お読みになったの?」
読んでません。すいません。
うぅ、出版社の高笑いが聞こえてきそう…。
「そういう奴のためにも毎年同じの出さなきゃだめじゃーん!」
悔しい…。
だから私決めました。今年は、毎年出る夏の文庫の常連を読み倒して行こうと。毎年、毎年、本屋へ行って「あぁ、また同じラインナップだよー。どれ読もうかなー」って悩んで結局読まない、なんてことのないように。
来年の夏。
「えー、またこのラインナップかー。全部読んだわ―」
って二度目はそのコーナーをスルーできるように。
ただ、最近買った「私のマトカ」と夏目漱石の「夢十夜」を読み切ってからね。
今年の夏は夏目漱石を読み倒したかったんですが。それは秋に持越し~。
- 作者: 片桐はいり
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というか、私のマトカもうすぐ読み終わるんですが、すごく面白かった!片桐はいりさんの文章がすごく素敵だし、フィンランド行ってみたくなりました。かもめ食堂の裏側も書かれていて、かもめ食堂が好きな人は絶対楽しめると思います。
今夜も暑いな~。そろそろパソコン切って寝る準備をします。
おやすみなさーい。